往来物に含まれる「魚字尽し」研究メモ

○その1―往来物「魚字尽し」の一例

 

26―弘化4年『早引文字通』(小泉蔵本)(はやびきもじつう)

 

もくじ26-003|26-004|26-005

 

004(1)

ほし
あそび
  ぎよ
  くわい
 
  くら
   
うを のこ
   
  すい
  ちう
     
ふし●

かい 海鼠 うを●

ぶり●
うを● 烏賊 ば● うみごい●

ます●
さしみ● か●

しろ

いさゝ●

いなだ●
うをのこ● にんぎよ● うを● を● めはる●

にしん●
うをのほね● ひもの● しいら● はらか● 生海鼠

はまち●
うろこ● 九万曳 ほしか●

ごん

うぐい●
ひれ● あい ぎり● こ●

どぢやう●
ゑら● すし● ひき● きやう● うぐひ●

同●
うをのわた● なます● 細螺 きすご 熨斗 同●

もろこ●
なまぐさし● しほから● し●

から 海鼠腸

かさご●
氷頭 ひづ あざらけし● 残魚

松魚字正

かつ さけ●

すゝめ
くさりうを● うくひ● わた●
めうを● さがる● かつを ゑい● いり

しほから●
江河に こうか 呉王 ごわう

 

004(2)

海螺   沙狗           か● をうを●
     

     

ちく 白海蛇 とう
帽貝   武文蟹   鼈甲     (六)   ぎよ● くらけ
     

  蟲介門  
   
   
   
たに
して   がわ
うを  
   
   
  さゝ

    玳瑁       いり

ゑび●

 
蟹となるといふ甲人の面にして其形恐ろし

かに

 

 

 

 

 

かうひと

 

おもて

 

 

そのかたちおそ

摂州にあり秦の武文が霊海中にとゞまり

せつしう

 

 

はた

 

たけぶん

 

れいかいちう

 

 

   

     
鱗無テ甲有ルヲ介トス 足有ヲ三ツ蟲

足無ヲ虫トス

 

  刺鯖 さし

    霊龜     六々魚 ろく さば●

        飯蛸 いひ
馬刀     緑毛龜     ぎよ だこ●
       
  こい
   
  めう
   
   
   
   
   
   
蒸鰈 むし
 

法螺

 

      かれい●
            塩曳 しほ
                    ひき●
                    ほし
                           

 

もくじ26-003|26-004|26-005

 

本サイトは、往来物に含まれる「魚字尽」の主要なものを、小泉吉永氏のご協力により、小泉吉永氏所蔵及び往来物データベースに含まれる図書館・大学・個人蔵の原文複写画像からMANA(中島満)によりできるだけ忠実に翻刻しネット上で活字に写したものです。類似研究資料がなく、小泉吉永氏や関係者に翻刻内容や注釈内容についての意見交換をするためにネット上にのせたもので、すべて未定稿であり、メモとしてのせているもので、内容は毎日変更があります。このため、内容テキスト及び画像の一部利用、複写、リンクはすべて禁止といたします。

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