往来物に含まれる「魚字尽し」研究メモ

○その1―往来物「魚字尽し」の一例

 

26―弘化4年『早引文字通』(小泉蔵本)(はやびきもじつう)

 

もくじ25-001〜003|26-001/002|26-003

 

◆早引文字通/はやびきもじつう [3059] ―往来物データベースより 
 【作者】松亭金水作・書。森屋治兵衛(錦森堂)序。【年代】弘化四年(1847)刊。[江戸]森屋治兵衛板。【分類】語彙科。【概要】異称『〈諸用早引〉文字通』。中本一冊。正徳六年(1716)刊『童子字尽安見』の改題・改訂本。半紙本の正徳板を小型化した携帯版。改編にあたって原作者・松井兎睡の序文や菊需准堂の跋文などを削除し、本文の字配りを改め、さらに部門毎の注を削除した。この改編に伴い、例外的に語彙の収録順が転倒するなどの微細な異同も生じたが、本文は基本的に同じである。本文を大字・ 7行・付訓で記す。なお、前付では口絵を改め、新たに凡例を付した。〔小泉〕【所蔵】小泉・東大・国会。【影印・翻刻】「節用集大系」七一巻/「往来物分類集成」R一/「江戸時代流通字引大集成」R三八(1990、雄松堂フィルム出版)」。

26-001

画像(c)Yoshinaga Koizumi

 

〔表紙〕

早引文字通 

26-002-02

画像(c)Yoshinaga Koizumi

○体裁・特徴

刊本。65分類。語彙科。類別字尽。1段。約14字×7行。魚貝区別。訓有。点右。割注含。

26-002-01(十四丁裏)

 

26-002-02(十五丁表)

ばみ

りゆう●

 

 

               

銀蛇

しろ

ころし

ばん

りう

 

               

魚門

 

りう

               

やまかゝし●

ばんりうといふ 未だ天に昇ざるを

 

てん

 

のぼら

ぎよ

   

         

烏蛇

からすへび●

 

もん

               

魚は水中の蟲なり

うを

 

すいちう

 

 

むし

は鱗の長たり

りう

 

うろこ

 

ちやう

               

ぬめり●

みづち

               

 

くちばみ●

 

 

あまりゆう

 

               
               

ひばかり●

 

たいじや

 

               
               

うは

 

 

               

 

 

 

 

 

 

               

 

 

 

 

 

 

               

 

 

 

 

 

 

               

もくじ25-001〜003|26-001/002|26-003

本サイトは、往来物に含まれる「魚字尽」の主要なものを、小泉吉永氏のご協力により、小泉吉永氏所蔵及び往来物データベースに含まれる図書館・大学・個人蔵の原文複写画像からMANA(中島満)によりできるだけ忠実に翻刻しネット上で活字に写したものです。類似研究資料がなく、小泉吉永氏や関係者に翻刻内容や注釈内容についての意見交換をするためにネット上にのせたもので、すべて未定稿であり、メモとしてのせているもので、内容は毎日変更があります。このため、内容テキスト及び画像の一部利用、複写、リンクはすべて禁止といたします。

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