往来物に含まれる「魚字尽し」研究メモ

○その1―往来物「魚字尽し」の一例

 

14―安永以前刊『七以呂波萬字宝』(都立中央蔵本)ななついろはまんじだから/ななついろはまんじほう

 

もくじ14-001/002|14-003/004|15-001/002

 

 

002-01  02へ

 

あさち

煎海鼠

 

 

い 

り 

こ 

いひ

たこ

するめ

いしふし

ゑい
 

雑喉

 

たこ

あこ

しらいを
 

いか

たちいを

きゝ

びき
 

熨斗

 

めゝ

 ざこ

いせ

ゑび

いさゝ

あい

 

ひしこ

きやう

 

海鼠腸

 

 

 

ごん

きり

 

 

ふくべ

くち

しやちほこ
 

かまつか

さば

さめ
 

あさり

あぎと

うくい

しび
 

すし

あせ

くらげ

 

 

はへ

わに
 

うろこ

かに

すはた

いはし
 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔注〕14-003-01-2(10)  ツクリは[走]でよいだろうが、訓みの「すハた」とは何か。スハシリ(スバシリ)。

 

003-02  01へ

 

 

 

 

からすがい

ほたて

がい

 

 
   

 

 

 

 
 

 

 

とり

 

がい

馬刀

いたや

かい

かい

るい

 

 

 
 

 

 

しゞみ

あかゞい
 

 

 

 

 

ほら

えぼしかい

 

 

 

 

 

たにし

 

 
 

 

 

 

 

牡蛎

さゞ

 

 
 

 

 

 

  石決

 

 

 

 
 

 

 

 

 

はまぐり

きいらぎ

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔注〕14-003-02-2(10)  鰄の訓み「きいらぎ」も他に用例を見ない。「かいらぎ」「かいらき」。

〔注〕14-003-02-3(6) [帽(冒→胃)]は、[帽]の書き誤りだろう。

 

004-01 略

004-02 奥付

前略

大阪 天神ばし筋 ふしミたかへ町  糸屋市兵衛 版

 

 

もくじ14-001/002|14-003/004|15-001/002

 

本サイトは、往来物に含まれる「魚字尽」の主要なものを、小泉吉永氏のご協力により、小泉吉永氏所蔵及び往来物データベースに含まれる図書館・大学・個人蔵の原文複写画像からMANA(中島満)によりできるだけ忠実に翻刻しネット上で活字に写したものです。類似研究資料がなく、小泉吉永氏や関係者に翻刻内容や注釈内容についての意見交換をするためにネット上にのせたもので、すべて未定稿であり、メモとしてのせているもので、内容は毎日変更があります。このため、内容テキスト及び画像の一部利用、複写、リンクはすべて禁止といたします。

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