往来物に含まれる「魚字尽し」研究メモ

○その1―往来物「魚字尽し」の一例

 

13―享保17年刊『俗字指南車』(小泉蔵本)―(筆海重宝)ぞくじしなんしゃ・ぞくじしなんぐるま 〈その4

 

もくじ13-003|13-004/005|14-001/002

 

004-01(二十八丁裏)  02へ

 

 

 

がい

ほら

 

 

かい

霊 

三万疋を具す此亀六万歳

 

 

 

 

   

おほかめ

 

しゞみ

がめ

 

からす

がい

ばい

うきゝの

かめ

がう

 

たて

 

がい

瀛洲蓬莱の五山をいたゞく此五山は一山に

えいしうはうらい

此の亀洪大にしてかうべに岱與員橋方壷

 

 

 

こうたい

 

 

 

 

 

たいよいんけう

 

はうこ

 

 

かい

あわひ

かい

 

がめ

るい

 

いしかめ

 

 

えぼしがい

 

あわび

はま

ぐり

すつほん

 

 

まる

あわひ

さゞ

いたや

がい

べつ

かう

 

どろかめ

 

 

 

かいらぎ

いた

 

がい

 

たい

まい

 

にな

うをかめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あか

 

 

 

 

〔注〕13-004-01-3(割注)  三万〔疋〕。「疋」でよいか要確認。

 

004-02(二十九丁表)  01へ

 

 

 

 

かい

かい

いろ

かい

しこ

 

かい

はな

 

がい

たま

わすれ

がい

○青物

 

ちくさ

かい

千鳥

ちどり

かい

たい

らぎ

 

 

こも

かい

きぬた

かい

さくら

がい

たから

がい

 

あま

がい

 

もの

あら

かい

かた

がい

うら

うつ

かい

海膽

かふと

かい

むらさき

がい

こや

すがい

 

 

 

 

さり

がい

なミ

 

 

かい

しろ

がい

にしき

きさ

 

 

 

 

かい

がい

 

 

 

 

 

 

 

かい

すだれ

がい

にし

 

 

 

 

あし

かい

やこ

かい

まくら

かい

 

 

 

 

はな

がい

かいがら

 

 

 

 

うつ

 

 

かしハ

かい

かいのわた

 

 

 

 

なで

むめの

かいの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔注〕13-004-02-2(3)  12-004-01-6(9)(10)「童子字尽安見」では「王@」(@=[王+兆]たいらぎ)。

 

005-01 省略

005-02(奥付)

右 筆作 中村平吾三近子


一 官刻六諭衍義大意 以下略

一 六諭衍義小意 以下略

一 筆海俗字指南車 後篇 近々板行


享保十七年皐月吉辰


書亭 江戸/皇都 西村源六郎/西村市郎衛門

 

もくじ13-003|13-004/005|14-001/002

 

本サイトは、往来物に含まれる「魚字尽」の主要なものを、小泉吉永氏のご協力により、小泉吉永氏所蔵及び往来物データベースに含まれる図書館・大学・個人蔵の原文複写画像からMANA(中島満)によりできるだけ忠実に翻刻しネット上で活字に写したものです。類似研究資料がなく、小泉吉永氏や関係者に翻刻内容や注釈内容についての意見交換をするためにネット上にのせたもので、すべて未定稿であり、メモとしてのせているもので、内容は毎日変更があります。このため、内容テキスト及び画像の一部利用、複写、リンクはすべて禁止といたします。

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