いんたーねっとうをじづくし今様魚字尽


往来物に含まれる「魚字尽し」研究メモ

○その1―往来物「魚字尽し」の一例

 

5―寛文頃『新版改正 童学万用字盡』(小泉蔵本)

 

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〈新版改正〉童学万用字尽(どうがくまんようじづくし) 【作者】不明。【年代】江戸前期刊。[江戸]鱗形屋孫兵衛板(再板)。【分類】語彙科。【概要】異称『万用字尽』。中本一冊。庶民通用の日常語を分類・列挙した往来物。「魚字づくし」(九六語)、「万(よろず)鳥尽」(一一三語)、「万木の名づくし」(一○○語)、「獣づくし」(三二語)、「八百物つくし」(五二語)、「万虫(尽)」(三○語)、「武具之名尽等」(三○語)、「坊主名尽」(四三語彙)の八項を設けて四五三語を集録する。本文を大字・四行・付訓で記す。〔石川〕【所蔵】謙堂・小泉・東大。【影印・翻刻】「稀覯往来物集成」一二巻。 (小泉吉永さんの了承をいただき「往来物倶楽部」「往来物解題事典―往来物データベース」より 引用しています。)

01-02301-024

 

5-001

新版/改正 童学万用字盡/マルに紋あり

5-002-01

空白

5-002-02

  さわら    

    たい    

 
         

 

       

 

 

  このしろ  

  たら  
       

 

 

       
   

  ます  

 

         

 

       

 

  ぶり  

はまち

   

 

 
       

 

 

         
  かます  

いはし

  さば    
       

 

 

           

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本サイトは、往来物に含まれる「魚字尽」の主要なものを、小泉吉永氏のご協力により、小泉吉永氏所蔵及び往来物データベースに含まれる図書館・大学・個人蔵の原文複写画像からMANA(中島満)によりできるだけ忠実に翻刻しネット上で活字に写したものです。類似研究資料がなく、小泉吉永氏や関係者に翻刻内容や注釈内容についての意見交換をするためにネット上にのせたもので、すべて未定稿であり、メモとしてのせているもので、内容は毎日変更があります。このため、内容テキスト及び画像の一部利用、複写、リンクはすべて禁止といたします。

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