「里海」って何だろう?
―沿海域の利用とローカルルールの活用―
中島 満(フリーライター・MANAしんぶん主宰)
参 考 資 料 集
●上記タイトルで、筆者がこれまで少しずつ書いてきた文章に手を入れて、「いま、そしてこれからの海の利用はどのように行われていったらよいのか」について「里海」や「ローカルルール」という言葉を使って整理しなおしてみました。
●思いもよらず、「水産振興」誌で、のせていただけることになり、1冊の本の形になって発行されました。とてもありがたいことです。
●本書では、筆者の能力を越えるテーマが数多く含まれテいるにもかかわらず、いまだからこそ書いておく必要があると取材を重ねてきたことでもあり、思い切って文章化して見ました。さらに検証を重ねなければならない内容も含まれ、また舌足らずの表現がたくさんあると思います。
●また校了したものを、読み直してみると、独りよがりの理解や、修正をしたい内容も出てきました。また、掲載ページ数の関係で、資料や表や注を載せられなかった個所もあり、それらを「補注」するために、このページを作り、筆者ブログ『里海通信』
http://satoumi.cocolog-nifty.com/blog/
ともリンクしながらのせていくことにしました。適宜、補充し、読者のご批判、ご意見などものせていければさらによいなあと考えています。
記事訂正:読み直してみて数箇所の訂正が必要な記事が見つかりました。筆者のミスで御名前を間違ってのせてしまったことに関しまして、関係者の方に深くお詫びし、訂正いたします。
本文頁 |
掲載記事(誤) |
訂正記事(正) |
46p |
写真〈下〉海苔づくりを支援する協力者の方々。前列左から金萬さん、木村さん、実形さん。後列森田さん。 |
写真〈下〉海苔づくりを支援する協力者の方々。前列左から金萬さん、木村さん、実形さん。後列井上さん。 |
50p上段 |
養殖技術の改良発明はやろうとすればできるが、ネットショップなどではなじまない |
養殖技術の改良や研究は漁協内研究会ではできますが、ネットショップでノリを売るとか地域を巻き込んで天日干しノリをつくろうというアイデアを実現しようとするには、漁協という組織には「なじまない」のです。 |
|
|
参考資料(1) 付表その1(PDF):ダイビングスポット裁判の経緯―大瀬崎DS訴訟と沖縄伊良部島D禁止訴訟との間にあるもの
参考資料(2) 付表その2(PDF):海と人の利用にかかわる権利と漁業権の相関年表―里海を漁業権と入会権と入浜権の整理から考える
参考資料(3) 金萬智男さんと「盤州里海の会」に関するホームページと筆者関連記事一覧
@盤州里海の会(NPO法人)ホームページ:http://www.satoumi.net/index.html
@の2:盤州里海の会代表・金萬智男著:干潟漁業から得た里海構想(海洋政策研究財団 OPRF・ニューズレターbP07掲載)
A里海WEB講座・特別編集編:中島著「里海【SATOUMI】って・・なあに?」(筆者「里海の主体者とめぐり≠フ思想」のもととなった@のサイトに載せてもらった文章です)
B東京湾に打瀬網を作るぞ!「打瀬網建造プロジェクト」:東京湾に打瀬舟を復活させる協議会(略称:打瀬舟の会)
C中島著:里海は「五大力船(ごだいりきぶね)」に乗って(木更津市金田漁協所属・NPO法人盤州里海の会理事長 金萬智男さん、同漁協総代・NPO法人盤州里海の会監事 実形博行さんに聞く):JF共水連機関紙「漁協と共済」2007年4月号「リレートーク」84
D中島著:お台場の海で海苔ができた!!(港区立港陽小学校校長・角田美枝子さん)JF 共水連機関紙「漁協と共済」2006年 10 月号「リレートーク」81
参考資料(4) 里海に関連する記事
@中島著「浜に生きる」:里海ってなんだろう?(高知県柏島・黒潮実感センター・神田優さんに聞く)
A中島著「浜に生きる」:東京湾に打瀬舟が走った(浦安舟大工技術保存会 元会長 宇田川信治さんに聞く)
B中島著「「里海」って何だろう?―生業と暮らしを育む里海を考える視点」(海洋政策研究財団 OPRF・ニューズレターbP85掲載)
参考資料(5) 補注:本文に〔注1〕〜〔注17〕までの注記をいれましたが、さらに補注の必要な内容について整理して載せておきます。
お気軽にご意見ご感想をお寄せください
send mail here