MOMO、もも、モモ 

もも娘になりました。

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もくじ

ミニモモ登場にモモがヤキモチ


 

ミニモモ登場にモモはヤキモチ

―――モモは2004年5月我が家にきて丸3年目に入りました。三毛モモとしてすっかり地元で名前を知られるようになり、飼い主としては、わが娘は、ますます美形に磨きがかかってきたと尋常ではない可愛がり方の様相を呈してきている。そんなおり、犬の広場のモモの遊び友達アイル君のママから思わぬ情報が舞い込んできた。アイル君のぬいぐるみ“ミニアイル君”をひと目みたモモのママさん、スミエさんは、モモのぬいぐるみがほしいと、アイルママの友人という、テディーベア作家のOさんに、ミニモモの製作を依頼すると言い出したのである。ぼくとて、反対などするつもりはないのだが、なんといっても、一体がけっこうな値段がするというので、逡巡したのだが、ミニアイル君のそれはそれは、えもいわれぬかわいらしさに、どんな人形ができるかと、メールで、モモの子ども時代の写真から、正面、背面、上、右、左と、三毛モモの特徴的な図柄を写真に写して、Oさんにメールして発注することになったのであーる。

―――発注したときのモモのコピー作品を作ってもらうための写真をご披露いたしませうぞ。

右横

右の顔

後姿

左横

前の顔

――これ以外に、http://www.manabook.jp/MOMO01.htmの、本サイトの写真を参考に制作にかかってもらった。

――制作を依頼する衝動にかられることになった、ミニアイル君の図像も紹介しておきましょう。いやあ、アイルママは、わがや以上にアイルへの過剰愛を地でいっているかたなのであります。

ミニアイル1号君

――2ヶ月ちかくたったある日。Oさんからメールが届いた。完成したけれど、どこか修正が必要なところはないかと、それは、まあ丁寧な連絡であった。モモママは、首の後ろにある、ダイヤのエースのような、黒毛に白い◇の模様を、特に指定はしなかったのに、みごとに具象化していることに、いたく気に入った様子であった。まあ、説明不要の、ミニモモ誕生の写真をお見せすることに致しましょう。

――いやいや、まいった、まいった。お金にはかえられぬかわいらしさに、もうほお擦りしたくなるほどである。

――ところがである。

――当の主人公のモモは、である。ミニモモが大きらい。自らの存在を脅かしかねない物体の登場に、はじめは怪訝そうな顔付きをしていたが、そのうち、敵愾心を燃やすようになってしまった。“ミニモモはどこ?”とモモに聞くと、一応は、その存在するガラス越しの本箱の前のソファーにのってのぞきこむそぶりをするのだが、歯をむき出すようにして、サッとその場を離れ、ハウスの中に閉じこもってしまう。あきらかに、ミニモモへのやっかみを、露骨に行動に表すこととなったのである。

――とりいそぎ、ここまでメモを記しました。ももは「ミニモモはどこ?」ときくと、今では、パニックになってしまうのですが、それもまあ、可愛いしぐさの延長線上にあって、けっこう、もものそんな様子を楽しみに、いじめの感覚をも味わっているということでもありましょうか。本日は、ここまで。そのうち、ミニモモに敵愾心をもやすモモの姿をご紹介することにいたしょう。

 


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