MANABOOKまな出版企画のPRのページです


発刊案内!! 2006年 10月20日発売

――発売予定が大幅に遅れてしまいました。 何度も予定を変更して深謝深謝です。――

MANAによる新雑誌が創刊しましました。

雑誌[季刊里海]SATOUMIマガジン(通称サトマガ=jは、海や川や水辺の環境・メグリの里に遊び・考え・交流(コミュニケート)する『寺子屋』TERAKOYA  マガジンです。「里海編集委員会」編集(サポート・まな出版企画)によって発行される雑誌です。「MANAしんぶん」HP・サトマガサイトからお申し込み下さい。「里」をキーワードに里・海・川・水辺のメグリに集う人々とが交流する話題をもりこんでいく記事を掲載していくつもりです。第2号( 2007年冬→新春号)以降 多彩な執筆人に新企画の取材執筆を依頼中です。 ローカルルールの研究の提案→ローカルルールの研究―海の『守り人』論2 を、より実践的に身近なわかりやすいできごと、話題を通して、記事にしていくつもりでおります。

里 海

Satoumi-Magazine

創刊

ココログ:Blog版[季刊里海]通信を設けました。編集同人MANAと編集主幹「南陀伽紫蘭」氏による編集取材・人物交流・資料探索・ 思行索誤≠フザッコロジー的ごった煮日誌のほうにもチェックいれてみてください。つくりっぱなし、書きっぱなしではなく、その号で書き落としたこと、補注しておきたいこと、雑誌の索引や次号の企画進行具合や、読者からのお便り、苦言、提案などを、どんどん書いていきます。昔から、こういう本や雑誌のつくり方をしてみたかったので、ブログという俊敏な機能とネットの無限の表現能力を交差させながら、「里海」「里山」の世界を表現していければ、アナログ媒体とデジタル媒体との交流による「めぐりあい」ができればいいなあと考えています。アナログ雑誌[季刊里海]ともどもBlog版[季刊里海]通信もよろしく。

特集

里海ってなんだろう?江戸前漁師『木更津きんのり丸・金萬さんのメグリの里づくりと浅草海苔復活大作戦』を追う。

(1)「里海」と「アサクサノリ復活作戦」 インタビュー・盤州里海の会・金萬智男さんに聞く

(2)絶滅危惧種<Aサクサノリを次の世代に引き継ごう インタビュー・海の博物館研究員・菊地則雄さんに聞く

(3)アサクサノリ復活計画―チャレンジ日誌(2001〜2006) 金萬智男

(4)里海の主体者とめぐり≠フ思想 編集同人・なかじまみつる

(5)江戸から明治へ 発掘人物列伝 1 ☆藻類学者☆岡村金太郎の巻――名作「浅草海苔」のもう一つの読み方  編集同人・南陀伽紫蘭

(6)岡村金太郎著『浅草海苔』(明治42年刊―現代表記テキスト覆刻版)連載1(第4章沿革「名称の起源と年代」ほか)

特集

海は誰のもの だろう?  ―特別座談会―上

土地(森)と水と海の権利関係を解くカギはどこにあるのか……

座談会出席者:佐竹五六氏・池田恒男氏・河合正典氏・担当弁護士ほか関係者・田中克哲(司会)

―検証・静岡県沼津市大瀬崎ダイビングスポット裁判―公共用水面の法的メカニズム・海面利用の課題を徹底分析!上下2回連載―

◎むずかしいテーマかもしれないけれど、座談会の話ことばでまとめてあるので、きっと「ああこんなことだったのか」と理解されることも多いと思います。海や水や土地をひとが利用したり、所有したり、売ったり買ったり借りたり、またそれができたり、できなかったりするのは、どんなシステムがあって、現在の日本の自然領域をひとがかかわりを持つのにはどんなメカニズムがはたらいているのか。

◎よく最近で眼にしたり聞くこともあると思いますが、「コモンズ」や「総有(そうゆう)」を考えるときには、いちどはこういう世界があることを知るのも必要かもしれません。教科書でもあんまり書いてこなかったことですから、この座談会から、環境や里海や里山や自然保護やゴミ問題やまちづくりやボランティア活動などなど、身の回りにおこっている、いろいろなできごとや、もののことを、さらに突っ込んで考えるときのヒントが潜んでいるはずです。

◎そういうつもりで、非常に具体的な現実に起こった裁判を事例にして、専門の研究者だけではなく、実務の弁護士や海を市民として利用するダイバー代表や漁業団体職員やコンサルタントといった疑問をぶつけるひともまじえて、この難解だけれど、とても大切なテーマにいどみました。特集2「海はだれのものだろう」

(1)解説 大瀬崎と沖縄県の二つのダイビング訴訟の間にあるもの(編集部)

(2)特別座談会 海は誰のものだろう?潜水利用料の法的根拠はなに? ダイビングスポット裁判を検証する(上)

出席者:池田恒男さん(龍谷大学法学部教授)/佐竹五六さん(全国遊漁船業協会会長・元水産庁長官)

新里秀範さん(本裁判弁護士・内浦漁協代理人)/成田健治さん(全漁連顧問弁護士)

河合正典さん(レジャー・スポーツダイビング産業協会専務)/田中平八さん(静岡県漁連)

佐原聡さん(当時全漁連本裁判担当・故人)/司会:田中克哲さん

★主な掲載記事
巻頭コラム 「いりあい・よりあい・まなびあい」の思想(島上宗子さん)

里の味探検第1回「利根川天然下りウナギとマガモ料理―香取市小見川・うなせん」……海沿いや水辺や山里の食についての味探検を紹介します!巻末カラーグラビアで利根川河畔のノガモ猟の様子をフォトレポしました。

セピアの雑学第1回 (1)「浅草海苔」(岡村金太郎著―明治42年刊より浅草海苔が江戸に製品として登場し、明治に浅草海苔として市場に定着するまでの「第四章沿革」全文を現代漢字表記にテキスト化して上下二回に分け載せる。)。

エッセイ『山椒魚の故郷』長谷部文孝著(浦安市在住俳人・エッセイスト)……内田百關カ誕百年記念「岡山・吉備の国文学賞」随筆部門最優秀賞受賞作品を 一括掲載します。

地域レポート島根県松江市鹿島町片句――中国電力島根原子力発電所第三号機建設による財産権侵害≠訴える―地権者の同意 をとらず、埋立て・建設工事進める中電の横暴に、ノリジマのイワノリ採取権者たちが工事差し止め訴訟を起こしました。地権者の一人「K・Mさん」(聞き書き:平恚`夫・高山利美) による「里海」に暮らす漁師であり市民・住民が長い間利用し、所有し続けてきたノリジマという「入会地」(いりあいの場)の歴史、イワノリ採取実態を詳細に語り、地域住民・漁民の合意形成を経ずに、明らかな所有権侵害を隠蔽して原発工事強行に強い怒りをぶつける迫真のレポートになっています。地域新聞以外には、ほとんど報じられることがなかった「事実」を、全国の人にしってほしいと、裁判資料の元にもなった対話記録をもとに執筆、投稿してくれました。


 

(次号以降鋭意取材執筆準備・依頼交渉・版権取得準備中)
連載―遊歴する里人近世近代の自然体験≠キる人々(え!こんな人が!)の行動と思想を発掘、再評価しながら紹介するページです。―林国雄・森立之・大原幽学・貝原益軒・二宮尊徳・賀来飛霞など昔の学びの体験は里を歩きメグルことが基本にありました。
その他の連載企画「やさしい魚類学」中村泉(魚類学者)/「玉川上水は誰のものか?」(池田恒男)―玉川上水の帰属をめぐる国と東京都とが争った事案に近世・近代の法学解釈論を公共用地の所有論と共に検討・論述した長大な論文を紹介します。難解だがおもしろさ抜群!(交渉中)/「ルポルタージュ・磯草の権利訴訟」―「知っていますか!大分県磯草の権利訴訟」 /現代の東京の街並みに江戸湾の名残を探る「東京⇔江戸探検紀行」などなど。

★以下本誌編集長・南陀伽紫蘭氏による時代をヨミ∞サキドリ≠キるヘンクツ・ヘッポコ・ヘンコウの三屁思想をもって、エッセイ・論文(若手研究者の自薦他薦の持込み大歓迎―編集委員と編集長の議論を選考を経ますが)や記事(投稿大歓迎)を載せていくつもりであります。

★第2号2007年「冬号」予告―特集「現古・東京湾」「東京湾漁場調査報告」の現代的意味とは!現在と過去との東京湾の「自然・環境」にどこまで迫ることができるのだろう!附録・覆刻「東京湾漁場図」(明治41年)= 2007年冬号(12月中旬発売)=

 

◇A5判・約240頁・本体価格2100円+税(送料別)

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Blog版[季刊里海]通信

 

最新刊・6月12日発刊好評発売中!!

「ローカルルールの研究―海の『守り人』論2―ダイビングスポット裁判検証から」 佐竹五六・池田恒男他著

 

最新刊6月30日発行、好評発売中!!

「くりさんの水産雑学コラム100」栗原伸夫著

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