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まなの本 のぺーじ
海と漁と魚の本――――――
里 海 |
Satoumi-Magazine |
季刊秋号 創刊号 |
2006年10月20日発売です → 内容を詳しく知りたい |
おさかな≠観るのも、採るのも、食べるのも大好きな人たちに「きっと“目から鱗”、必ず知的な喜びに浸れる書物である事は疑いを入れない」(著者と同級で日本貝類学会会長の奥谷喬司さんの「すいせんの言葉」より) 栗原伸夫・著 くりさんの 水産雑学コラム100
◇A5判・並製・カバーカラー・624頁・本体価格3000円+税(送料別)
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最新刊のご案内 海や川はだれのものだろう?海や川や湖=水系の管理はだれが担うのがよいのだろう? 「入会」(いりあい)や「総有」(そうゆう)って「共有」(きょうゆう)とはどう違うの? 「法律」と「慣習」と本書で提起した「ローカルルール」とが相互補完しておりなす自然と人間と社会経済の関係を根源的に問い直すべく取り組んだ異色の研究者たちによる共同研究の成果がようやく完成!!!! 環境経済・コモンズ社会学・漁業経済・農山漁村の研究者や公官庁関係部署担当者、JF系統・漁協実務者 はもちろん海や川の利用や環境について関心のある人に必読の書として推薦します!! 『ローカルルールの研究 海の「守り人」論2』 大瀬崎ダイビングスポット裁判検証から
佐竹五六(元水産庁長官・全国遊漁船業会会長)・池田恒男(龍谷大学法学部教授) 池俊介(早稲田大学教授)・田中克哲(ふるさと東京を考える実行委員会) 上田不二夫(沖縄大学教授)・中島満(漁業史研究家・フリーライター) 浜本幸生(元水産庁漁業法制専門担当官・故人)著 A5判・ 416頁・定価[5000円+税](送料は別途)
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既刊案内 JF系統・漁協実務者必携 『最新・漁業権読本―漁業権の正確な理解と運用のために』 田中克哲著 A5判・512頁・定価[6500円+税](送料は別途)
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新刊案内!! 2006年 10月20日発売です ――発売予定が 大幅に遅れてしまいました。いろいろな事情がかさなり遅れてしまいしたことをお詫び申し上げます。――
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MANAしんぶんの主催者であるぼくは、1995年のこと、25年のサラリーマン生活におさらばして小さな出版編集企画会社(まな出版企画=通称「まな企画」あるいは「まな出版」)をはじめました。これまで、海と漁業や魚に関係のある仕事を続けてきて、けっこう各地を飛び回って取材をしてきたものを整理したものがの「海」のサイトになりました。
この中でも、ほとんどこれまで誰も本作りをしてこなかったテーマが、ちょっとかたくる
しいのですが「海の利用と管理」を「漁業権」からアプローチすることでした。
具体的には次のようなことになります。
「海は誰のものだろう?」「海は誰が管理をしているのだろう?」
こんな疑問を持ったことはありませんか。
海は誰でもが利用できアクセスできるはずなのに、ダイバーや釣り人と、地元漁師さんや漁協とのトラブルが各地で起きています。海の埋立やダム、河口堰建設の際には漁業権や入会権が深く関係してきます。
ところが、漁民にとってはもちろん、国民にとってもとても重要な権利なのに、漁業権を正確に捉えてこなかったために、海の利用と管理についてはいろいろな誤解や誤った解釈がまことしやかに語られてきました。
そこで、漁業権や入会権、漁業補償問題の正確な理解によって、海や川、里山の環境を守るため、漁業権や入会権、水利権のみんなの総有=コモンズの権利が果たしてきた役割に注目した本を、海や魚に関心のあるひとなら誰でも読めるようなわかりやすい内容にした本作りを始めたのです。
「有明海」「海の『守り人』論」「共同漁業権論」につづけて、最新刊は「公共事業はどこが間違っているのか?」(熊本一規著)です。コモンズの力が、ムダな公共事業や乱開発をストップさせる効能を持つということの意味を考えてみたものです。
1年に1冊ぐらいずつしか発行しないプライベート出版のような状態ですが、本の内容は、けっこう他分野の方にも関心を寄せてもらえそうな刺激的なテーマをぶつけてきたつもりです。
まあ、こんな調子の「まなの本」ですが、関心のあるかたはチェックしてみてください。