まなライブラリー

雑魚古典テキスト抄訳 001

狩谷エキ齊

箋注倭名類聚抄

せん ちゅう わ みょう るい じゅ しょう

巻第八 その4

明治16年印刷局刊版・国会図書館蔵10巻本より

〔64-72〕

その4(64-72)| 〔64〕鱗| 〔65〕鰓| 〔66〕魚丁|〔67〕脬| 〔68〕鰭| 〔69〕鰾| 〔70〕腴|〔71〕鯁| 〔72〕[妥]腥

テキスト・現代語訳・注 by MANA:なかじま・みつる


和名・一次名称・俗称別引用文献・参考文献引用文中の古書名注引用文中の人名注編者凡例


目次

MANA抄訳に当たってMANA簡約凡例 ||||| 凡例校例提要参訂諸本目録倭名類聚抄總目倭名類聚鈔序巻第八その1(1-20)(1)龍〔2〕[叫(口→虫)]龍〔3〕螭龍〔4〕蛟〔5〕魚〔6〕鯨鯢〔7〕[孚][布]〔8〕鰐〔9〕鮝魚 | 〔10〕人魚〔11〕鮪|〔12〕鰹魚|〔13〕[乞]魚〔14〕 鮫〔15〕[宣]魚〔16〕鰩〔17〕鯛〔18〕尨魚〔19〕海[即]〔20〕王餘魚その2(21-40)〔21〕[唐]魚〔22〕[魚+椶−木]〔23〕梳齒魚〔24〕針魚〔25〕鱏魚〔26〕鱣魚〔27〕蝦〔28〕騰(馬→魚)〔29〕[喿]〔30〕[]〔31〕[番]魚〔32〕鯆魚〔33〕[夸]〔34〕鰯〔35〕鯔〔36〕[馬]〔37〕鱧魚〔38〕[制]魚|〔39〕[反]魚|〔40〕[侯][頤−頁]魚その3(41-63)〔41〕鰻[麗]魚〔42〕韶陽魚〔43〕[生]魚〔44〕鯉魚〔45〕鮒〔46〕[蚤]〔47〕[時]〔48〕鱸〔49〕[完]〔50〕鱒〔51〕[免]〔52〕鯰〔53〕[頤−頁]〔54〕[庸]〔55〕[囘(巳→又)]魚〔56〕[厥]魚〔57〕鮎〔58〕[是]魚〔59〕鮠〔60〕[末]〔61〕[白]魚〔62〕[小]〔63〕細魚||

 |||その4(64〜72)その5(73-115)その5-2(116-124)その6(125-212)〔125〕虫

狩谷エキ斎著『和名抄引書』|


箋注倭名類聚抄巻第八

エキ齊狩谷望之著

その4 〔64-72〕(31丁表〜33丁裏)

龍魚部第十八  龜貝部第十九  虫豸部第二十

龍魚体百九

 

〔64〕 唐韵云、鱗、{音鱗、伊路久都、俗云伊侶古、{○『新撰字鏡 』は、「鰭、伊呂己」と云う。本居(宣長)氏が、「伊侶古(イロコ)の名は新撰字鏡、及び空(ウツホ)物語 に見えるように、おそらくは俗語には非ず。また、伊路久都(イロクヅ)は、古書に見ることはない、 云々」という内容のことを『古事記伝』に記している。この抄本文に云うところの「イロコ」と「イロクヅ」が(正俗という)互いに似ている関係にあるとすることは誤 りであろう。今俗に呼ぶ「宇呂古」(ウロコ)は、(「イロコ」の)「転訛」したものである。(「鱗」)は、或いは「古介」(コケ)と呼ぶ。鱗 の形が木に生える「苔」に似ている故に名付けられた。}

  魚甲也、{○『廣韻』は(抄本文と)同文を載せ、『説文』は「鱗魚之甲也」と云う。孫氏 は、蓋し、此(の用例)に依ったものであろう。}

  文字集略云、龍魚属之衣曰鱗也、{○下総本は、「属之」を「之属」に作る。廣本も同 じである。『玉篇』は、「鱗、魚龍之鱗也 」と云う。}

抄本文読み下し鱗 唐韻は云う。鱗 。{音は鱗。伊路久都(イロクヅ)。俗に伊侶古(イロコ)と云う。/魚の甲なり。/文字集略は云う。龍魚属の衣にして、鱗を曰うなり。}

箋注原文テキスト:真名真魚字典 :鱗(12画)

箋注関係条目

〔注〕(64-1) 唐韵:唐韻:古書注参照:

64-2) 新撰字鏡:古書注参照:

64-3)本居氏曰:本居宣長『古事記伝』:古書注参照:【古事記伝】(岩波文庫本)@A(伝十七の巻:4-284p)○如魚鱗所造之宮室(イロコノゴトツクレルミヤ)。魚鱗は伊呂古(イロコ)と訓べし。和名抄に、唐韻、鱗甲也。文字集略ニ云ク、龍魚ノ属ノ衣ヲ曰鱗ト。和名以呂久都(イロクツ)。俗云伊呂古(イロコ)字鏡には、鰭背上骨、又伊呂己(イロコ)とあり。【和名抄に、以呂久都と云るは心得ず。又伊呂己をば、俗云とあれど、俗には非じ。さて又これを、今は宇呂古(ウロコ)と云フ。此ノ宇(ウ)と伊(イ)とは、何れか古ならむ。魚をも、中昔には伊袁(イヲ)と云れども、今は多く宇袁(ウヲ)と云を、古言にも宇袁(ウヲ)と云り。然れば、鱗も、中昔にこそ伊呂古(イロコ)とのみ云れ、古事は宇呂古(ウロコ)なりけむも知がたし。されど古書に然云るを未見ざれば、姑ク和名抄に随ひて訓るなり。】さて如魚鱗と云は、壮麗(イカメシ)く大きなる宮の、殿門(トノカド)など、数多並立連りて見ゆる状(サマ)を譬(タト)へたるなるべし。【屋根の甍のさまを云るが如くにも聞ゆれども、然にはあらじ。さては所造(ツクレル)と云るにうとし。】うつほ物語藤原ノ君ノ巻に、四面(シメム)四町の殿に、面(オモテ)ごとに御門を建て、伊呂古(イロコ)の如くに造り重ねたるおとゞに云々。【おとどは殿舎’なり。】又梅ノ花笠ノ巻に、色々のあげはりを、伊呂古(イロコ)のごと打渡して云々、などいへる物の稠(シゲ)く重なり連(ツラナ)れるさまの譬なり。【からぶみ楚辞の九歌河伯篇に、魚鱗ノ屋兮龍ノ堂。注に、訳注者により読み下す「言河伯ノ居ル所、魚燐、堂蛟龍」云々。「形容異制、甚鮮好也云々。河伯水神也。故魚龍シテ、以宮室也」といひ、また「霊何爲兮水中ナル。」注に、「言河伯之屋、殊キコト。何水中沈没スル也。」また「白黿文魚シタガフ。」また、「魚鱗々トシテ兮」注、[滕(水→女)]送也。言江神聞己将ムトス、亦彼流ヲシテ使滔々トシテ迎ヘ来。河伯魚ハシテ、隣々トシテ侍従シテ我ラシムル也。」など云る、凡て此段といとよく似たれば、如二魚鱗ノ造レル云も、此ノ文を取て書るかとも云べけれども、彼レは直ニ魚鱗を以て屋を葺(フケ)るよしなり。此(コヽ)は其ノ状(サマ)を譬へたるなれば、其ノ趣異なるをや。なほ又凡ての事の似たるいことの論ひは、下にあり。】

64-4)【廣韻】(五巻・張氏重刊宋本廣韻TDB)上平聲巻第一:{章移}支第五{脂之同用}/{旨夷}脂第六/{止而}之第七:五○支{章移切。}…六○脂{旨夷切。}…○姨{以脂切 。二十六}…夷…[夷]{鱁鮧塩蔵魚腸、又魚名也。}…○{馬頂也。渠脂切。十一}[老/二/日]{前略。老境也}耆{上同}…{魚脊上骨}鮨{鮓也}

 

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〔65〕  唐韵云、鰓、{蘇來反、阿岐度、 }{○『新撰字鏡』は、「魚乃安支」(ウオノアキ)と訓む。今、俗に「衣良」(エラ)と呼ぶ。 }

抄本文読み下し腮 唐韻は云う。鰓。

箋注原文テキスト:真名真魚字典 :鰓(9画)

箋注関係条目

〔注〕(60-1

60-2

60-3

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   魚頬也、{○廣韻、玉篇に同一文で「鰓、魚頬也」とあり、(唐韻の撰者)孫氏は、これを引いたものである。エキ齊按うに、「説文」には「鰓」の字なく、古い時代には、「腮」の字を用い、後に、魚偏を従えて、人体のアゴの字義とをわけたものなのだろう。 } 

抄本文読み下し腮 唐韻は云う。鰓。

箋注原文テキスト:真名真魚字典 :鰓(9画)

箋注関係条目

〔注〕(60-1

60-2

60-3

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〔66〕魚丁 爾雅云、魚枕曰丁、{伊乎乃加之良乃保禰、}{○下総本には、「和名」二字あり。}

抄本文読み下し魚丁 爾雅は云う。魚枕を丁と曰う。{伊乎乃加之良乃保禰(イヲノカシラノホネ)}/郭璞曰く。枕は魚の頭の中にあり、その形は蒙の丁字に似るものなり。

箋注原文テキスト:真名真魚字典 :魚(0画)

箋注関係条目

〔注〕(66-1

66-2

66-3

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   郭璞曰、枕在魚頭中、形似蒙丁字者也、{○那波本は、「曰」〔丁〕は作「謂之」〔丁〕二字に作り、「頭」の下に「骨」字あり、「蒙」は、「篆書」二字に作る。竝(イズ)れも原書の『爾雅』「釈魚」の字句に合う。今本によって校改し、(原書記事に)係(ツナ)げたものであろう。エキ齊按うに、(抄本文の)「蒙」字は誤りであり、宜しくこの(正しい「篆書」の字句の)箇所に従い改めるべきである。下総本は「蒙」字がなく、蓋し脱誤である。}

抄本文読み下し魚丁 爾雅は云う。魚枕を丁と曰う。{伊乎乃加之良乃保禰(イヲノカシラノホネ)}/郭璞曰く。枕は魚の頭の中にあり、その形は蒙の丁字に似るものなり。

箋注原文テキスト:真名真魚字典 :魚(0画)

箋注関係条目

〔注〕(60-1

60-2

60-3

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〔67〕脬 考聲切韵云、脬、{疋交反、漢語抄云、以乎乃布衣}{○今、俗に「水袋」(ミズブクロ)と呼ぶ。}魚腹中脬也、又人膀胱肉也、{○『説文』に、「脬、膀光也。」と云う。以って魚の脬とするものは転注なり。「又人」以下六字は、是字の本の訓みであり、此に載せる表題字の義にあらず、宜しく刪去すべし。}

抄本文読み下し 脬 考聲切韻は云う。脬。{疋交反。漢語抄は云う。以乎乃布衣(イヲノフエ)}/魚腹中の脬なり。又、人の膀胱肉なり。

箋注原文テキスト:真名真魚字典 :魚(0画)

箋注関係条目

〔注〕(67-1

67-2

67-3

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〔68〕  文選注云、鰭{音耆、波太、俗云比禮 、}{○下総本は「和名二字」有り。『古事記 』には「尾翼(オハタ)鱸、小鰭(オハタ)鱸」と載り、「神代紀」においては、 「鰭背」を「八多(ハタ)」と訓んでいる。『古事記』「下つ巻」「清寧天皇」の御歌には、「志毘賀波多傳」(シビガハタデ)とうたわれ、また 「祝詞(ノリト)」にも「波多能廣物波多能狭物(ハタノヒロモノハタノサモノ)」とあるのは、皆この「ハタ」のことである。本居氏は( 『古事記伝』で)「波多は左右の鰭を謂い、背上の鬣を波多とするのではない。比禮(ヒレ)は、背上の鬣と左右の鰭との両方を名づけていう」と曰う。}。

抄本文読み下し鰭 文選注は云う。鰭 。{音は耆(キ)。波太(ハタ)。俗に比禮(ヒレ)と云う。} /魚背上の鬣なり。/唐韻は云う。鬣。{音は[藹〈言→犭〉](リョウ)。又、〔牛〕馬體に見ゆ。}/鬚鬣(シュリョウ)なり。

箋注原文テキスト:真名真魚字典 :鰭(10画)

箋注関係条目〔48〕鱸

〔注〕(60-1

60-2

60-3

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  魚背上鬣也、{○出典は『文選』司馬長卿「上林賦」(ジョウリンノフ)の郭璞注文である。原書には、魚の字は ついていない。『史記正義』、『漢書』注には、いずれも「魚」字があり、抄本文の字句と同じである。エキ斎按う。『説文』には「鰭」字は載らない。疑うらくは、古くは、ただ「耆」の字を用いたのではないだろうか。}

  唐韵云、鬣{音[藹〈言→〉]、又、見馬體 、}{○那波本には「馬」の上に、「牛」字あり。}

  鬚鬣也、{○『廣韻』の「鬣」は、「須」に作る。エキ斎按う。 「鬚」は、俗字「須」であり、又、『廣韻』に見ゆ。}

〔69〕 文字集略云、鰾、{防眇反、上聲之重、漢語抄云、保波良、}{○按属奉母唇音竝母之軽、與此云重不同、童蒙頌韻腴同訓、按今俗呼波良毛、}

     也、{○按玉篇廣韻並云、鰾、魚鰾、可作膠、即此義、説文無鰾字、古盖用膘字、膠牛脅後髀前合革肉也、詩車攻釈文引三蒼云、膘、小腹両辺肉也、}

     唐韻云、膘、{敷沼反}脅前也、{○廣韻同、}

〔70〕腴 野王案、腴、{ 音叟、豆知須利、}{○谷川氏曰、土摩之義、}

  魚腹下肥也、{○所引肉部文、今本玉篇無魚字、説文同、顧氏蓋依之、腴本主謂人體、転以為魚腹肥、疑源君増魚字、足成其義也、}

〔71〕 唐韵云、鯁 、{音耿、乃岐、}{○按廣韻、鯁、古杏切、在三十八梗、耿即三十九耿字、之以耿音鯁誤、下総本在和名二字、按今俗譌呼登計、}

  魚刺在喉、又骨鯁也、{○廣韻無魚字、按説文云、[丙/攴]、魚骨也、又云、[骨+(丙/攴)]食骨留咽中也、二字本不同、後世多借[丙/攴]為[骨+(丙/攴)]、廣韻骨鯁下、謇諤之臣四字、此節引、按又骨鯁也転注之義、非此義、是四字宜刪去、}

 

抄本文読み下し鯁 唐韻云う。鯁。

箋注原文テキスト:真名真魚字典 :7画:[魚+更](12-46171)

箋注関係条目

〔注〕(71-1

72-2

73-3

[魚+(丙/攴)]:

[丙/攴]:

[骨+(丙/攴)]:

〔72〕鮾鯹 野王案、[委+魚]、{ 音乃、和語云、阿佐流、}{○仁徳紀同訓、新撰字鏡鯘訓魚乃曾己禰太々禮留、}

  魚肉爛也、{○下総本[委+魚]作鮾、那波本同、與玉篇合、 似是、伊勢廣本作鯘、」按集韻鮾亦作鯘、其作[委+魚]、未見所出、然舊本毛群部麒麟作[其+鹿][粦+鹿]、偏旁互易、與是同法、今不輙改、今本玉篇作鯘、云魚敗也、説文魚敗曰餒、爾雅肉謂之敗、魚謂之餒、又字書作、則知从魚作鮾、作鯘皆俗字也、今本説文餒作誤、爾雅釋文引説文作餒、又引字書作、則陸所據説文不作明矣、}

  鯹{ 音星、亦作腥、奈万久佐之、}{○按説文云、鯹}

  魚肉臭也、{○今本玉篇作鯹、云魚臭也、按説文、鯹、魚臭也、顧氏依之、肉字恐衍、}

抄本文読み下し魚 云う。

箋注原文テキスト:真名真魚字典 :(画)。

箋注関係条目

〔注〕(60-1

60-2

60-3

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 エキ齊按う。説文が云う[星]は、魚の臭い(なまぐさい)義である。(「説文繋伝」を撰じた徐[金+皆]ジョカイの兄で「説文繋伝」の補遺をなし、「徐鉉本」と一般的によばれる、その)徐鉉は、「今では俗に[星]に作り、桑經の反切」という。説文は、又、[月+生]は、犬肉の膏(アブラ)臭のことであるともいっている。一に曰く「不熟也」(生肉のことか?)。」といっている。徐は音を桑經の反切としていることから、同じ音に近いということだろう。ゆえに、あるいは[月+生]をもって[生]となすとするのだろう。慧琳音義(エリンオンギ)に「[月+生]は、また、[生]に作るとあるのが、このことであろうか。[生]或は[星]に作る。ゆえに、[月+生]の字は、亦、経典では皆「腥」に作るようだ。然るに、説文には、また、「腥」の字をのせていて、〈云星見食レ豕、令三肉中生二小息肉一也、〉(幼豚の肉中の斑点のようになった脂肪分が星のように見えることを言っているのだろうか。)、徐が示した音は「蘇佞(so-nei)切」とある。周禮(シュライ)の内[雍/食](ナイヨウ)に云う。「豕の盲[低(イ→目)](ぼうし)にして交睫(こうしょう)なるは腥なり」(豚の目つきが遠くを見るような細目で、睫(まつげ)がくしゃくしゃに交じり合っているようなものは、その肉は腥であって臭味があって“食うべからざるもの”である)。周禮内則も同じようにいっている。正義(「五経正義」でよいのだろうか)に「腥、謂二肉結如一レ星」(肉のなかに星のような斑点が結んでいるようなもの、というような意味か、よくわからない。鄭玄の注に「腥は当に星に為るべし。聲の誤りなり。肉に米の如きものの星に似たる有り」とある。要検討。肉のシモフリ状の脂肪のことをいうのか。いずれにしても、王等に献ずるおいしい料理にするための材料からはのぞかなければならない食材ということなのだろう。)といっているのがこれであろう。則ち、[月+生]と腥の二字の音義は同じではなく、「腥」という字をもって「魚臭」の字と為すのは適切ではない。又、エキ齊按う。急就章に、「肌、[月+弱]、脯、[月+昔]、魚臭、腥」とある。顔師古の注に、「腥は魚の臭」をいう。玄応音義は、通俗文を引いて、「魚の臭は腥をいい、[狗(句→假−イ)]臭は[繰(糸→月)]をいう」とある。慧琳音義は、「腥は、魚の腥、穢(けがれ)であることは、集訓に見ゆ」と云う。以上の用例に見るように、源君は、[星]と腥を同字としたのだろう。}{下総本に「和名」二字あり、廣本に「和語云」三字を作る。勝に似る。}魚肉臭也、{○今本の玉篇は、[生]に作り、「魚臭也」という。顧氏(玉篇撰者・顧野王)は、之によって、「肉」の字は、恐らく衍字(誤って挿入された無用な文字)であろう。}

以下Sorry Under Construction

 

和名・一次名称・俗称別引用文献・参考文献引用文中の古書名注引用文中の人名注編者凡例


 

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