真名真魚字典

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引用文献・参考文献引用文中の古書名注引用文中の人名注編者凡例

箋注倭名類聚抄抄訳注編(序・第8巻)狩谷エキ斎著『和名抄引書』|

(1)魚の部  (魚11画+ツクリ画数)|0画1画2画3画4画5画6画7画8画9画10画11画12画13画14画15画16画17画18画19画20画21画22画33画

(2)虫の部( 虫6画+ツクリ画数) |0画1画2画3画|4画|5画6画〜11画| (7画|8画|9画|10画|11画|12画|13画|14画|15画|16画|17画|18画|19画|20画|21画|22画|23画|33画|)

(3)その他の部( 総画数) |1画2画3画4画5画6画7画8画9画10画11画12画13画|14画|15画|16画|17画18画19画|20画|21画|22画|23画|25画

 

(2)蟲と虫の部 Sorry Under Construction

 魚ヘンと魚貝に関連をする虫へんの関係文字を集めた。ごく簡潔に、近世までの本草書の体系に示された「虫」の位置付けは、一例を貝原益軒の「大和本草」(宝永6年版・中村学園蔵書本)にみると、以下のようになろう。

 巻二「本艸書ヲ論フ」の冒頭に、「凡そ、艸木禽獣蟲魚金玉土石ヲ記セン」とあり、本文中で、「猶、動物ノ中ニ魚有リテ禽ニ非ズ獣ニ非ズ。蓋シ、植物ノ草木竹有ルハ、猶、動物ノ鳥獣魚有ルカゴトシ。動植各自コノ三等アルノミ。植物ノ類ハ、復タ苔有リ、菌有リ。其ノ物ト為スハ、最微ニ艸木竹ト相比並スベカラズ。動物ノ類、復タ、蟲有リ、介有リ、亦タ其ノ物ト成ス也。最最微ニ、禽獣魚ト相比並スベカラズ也。動物ノ中、蟲介有ルハ、猶、植物ノ中、苔菌有ルガゴトキ也。」と書いている。

 ざっと、こんな読み下し文となるが、詳しくは、別途述べることがあろうが、蟲と介とについてもただ細かく別けてとらえるのでなく、一つの動物、ひろくは自然の成り立ちの体系の中で一体となってとらえよう、というスタンスである。

 かくして、「大和本草」の場合には、「巻之十三 魚」に続けて、「巻之十四 蟲」を立て、「水蟲」「陸蟲」「介類」をあげて説いている。この蟲の体系の文字として、虫へんの漢字があてられている。本欄の「蟲と虫の部」の漢字もまた、水中と水辺に生きる虫へんで表された動物たちについて、このスタンスで、整理紹介をしてみようと思う。 あくまでも、漢字文化圏における、水生生物の呼称の成り立ちを、「箋注倭名類聚抄」第八巻の読解現代語訳にとりくむなかで、書きとめておく必要となった虫へん漢字について記す。配列の基準は、魚へんと同じく【諸橋大漢和】であり。――under construction

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