味探検 江戸前シリーズ 26(東京新聞1997年7月24日首都圏情報版「ゆめぽっけ」掲載) |
横浜市金沢八景小柴港・桔梗亭(ききょうてい) 氷でキリッとしめたスズキの洗い |
丑の日といえばウナギだが、夏魚の代表格スズキだって負けていない。江戸前のスズキは「夏月の珍、これに過るものなし」とまでいわれてきた。土用の間に食べれば「灸」をしたように健康になると記した本もあるほど。このスズキを、氷でキリッとシめた「洗い」で食べる。夏の醍醐味を味わいに、横浜市漁協柴漁港近くのお店にやってきた。 湾内でも有数の漁港であり、シャコやアナゴの他、スズキだけで年間20トン近く漁獲される。「水揚げされた旬の魚を使った懐石料理を気楽に味わえる店にしたい」と、ご主人の小山剛さんが平成2年に開店。 |
「桔梗亭」メモ 横浜市金沢区柴347ノ9。京浜急行金沢八景駅下車、新交通シーサイドライン海の公園柴口駅下車。柴漁港方向へ500 、漁港入り口の向かい左折50 右折すぐ。歩10分。(電)045・785・0901。1階テーブル等20席、2階3部屋36席。営業時間昼11時半〜2時半、夜5時〜9時半。定休日月曜。 |
●取材メモ 注:記事内容は取材時のものです。現時点で価格・営業時間・経営内容等変更がある場合があることをご了承下さい。 |
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