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味探検 東海道を歩く
日本橋→小田原
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●東海道の旧道歩きと味探検について
東海道C あなろびまっぷエリア
2 日本橋(中仙道A参照)→京橋→銀座→新橋→浜松町→品川→大森→蒲田(羽田)→六郷
エリア 味の種類 |
店名・タイトル
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住所と場所概略 |
味の種類とコメント
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(最終探検日) |
日本橋
すし
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「これぞ立ち食い寿司、のれんに偽りなし」
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中央区日本橋2-2-3。地下鉄日本橋駅下車、日本橋から永代通り交差点を渡り風月堂角右折30m先左手ビル1Fちょっと奥まったところにのれんがある。電・03-3271-1050 営・前11時半〜後2時、4時〜10時(土曜のみ前11時半〜後9時)。定休・日曜祝日 |
いつも混んでいるが、ぼくは、この店がいちばん空いている土曜日にふらりと立ち寄り、赤身中心に6つぐらいつまんでさっと帰る。江戸や明治の時代の握りずしは、屋台中心だったから、こんな簡便な食べ方をしていたのだろう。この店は「元祖」を名乗るだけあり、暖簾も店内の飾り気のない空間からどこかにヒンのよさがただよう。女性と子供に占拠される回転ずしと一味違うオヤジたちの専用空間になっている。(1998.2.5) |
八重洲
江戸懐石
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江戸城料理番の味が『幕末懐石』として現代に
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中央区八重洲1-8-6。地下鉄日本橋駅下車。丸善の信号を渡り2本目を右折、日本橋仲通りを越した左手。カウンター・テーブル20席、座敷5部屋。 |
京都風の味付けと異なり、江戸時代の江戸料理の味付けはしっかりと濃い目の味付けだったと、前記「八百善」の場合も、嶋村の場合も料理長は説明している。88年掲載時の記事に書いた期日限定企画は、好評のため、現在は、毎週土曜として継続しているとのこと。予約の場合には人数等がそろえば通常日でも可能のため要連絡。(1998.2.12) |
京橋
図書館 55-3 |
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中央区京橋1-16-7。味の素本社ビル別館2階。地下鉄銀座線京橋駅下車。昭和通りに出て歩道橋を渡り味の素ビル隣。徒歩5分。閲覧席8席、談話室でも閲覧できる。 |
古今東西の美食、珍食、奇食ぎっしり蔵書2万冊。整理分類の仕方が実用的で、とても使いやすいので、ぼくが本や文章を書くときには弁当持参で、資料調べに出かける。食文化史の田中静一氏の中国語文献の蔵書や、意外な発見もあり、楽しく利用できる。近代・近世文献も開架式の書庫で自由に閲覧できる貴重な図書館だ。ぼくのマイ・ライブラリーのようにして使っている。最近、HPから蔵書の検索ができるようになった。 ☆センターHP⇒リンク |
銀座 洋食・ドイツ料理 |
「大好きな洋食屋さん」
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銀座通り本店=中央区銀座1-8-20。銀座通り京橋からちょっと銀座4丁目より左手。電・03-3561-3788 営・前11時30分〜後10時15分。無休。 |
古くからの有名な店だから説明不用だろう。ハンバーグを「ハンブルグステーキ」と称し、「和風」もホイルで包んだ焼いた煮こみ風「ツバメ風」、「ジャーマン風」いずれともおいしい。この店にくるとどうしても「ロールキャベツ」(900円)をたのでしまう。コンソメやつめものもとてもオーソドックスな味付けがよい。この店が、ドイツ料理の店である証拠に、キャベツの酢漬けとか、ニシンの酢漬けなどがある。品川店にもむかしよくいった。(2001.6.13) |
銀座 ウナギかばやき |
幕末創業の老舗、夏本番ウナギで乗りきれ
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中央区銀座8―14―7。営団地下鉄東銀座駅下車。昭和通りを新橋方向に、歩道橋の先を中央市場方向に左折、1本目を右折。徒歩5分。20席、予約座敷6部屋。 |
いわずとしれた、うなぎの老舗名店。
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銀座
すし 10 |
マグロ漁業者の団体が経営するお寿司屋さん
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中央区銀座6ノ4ノ8。JR有楽町駅もしくは地下鉄丸の内線銀座駅下車。数寄屋橋交差点から外堀通りを新橋方向に250メートル右手歩道に店名の看板。カウンター15席、テーブル40席。(電)03・3574・7455。午前11時半から午後2時、午後5時半から11時営業。日曜祝日定休日。 |
カツオマグロの漁業者の団体・日本鰹鮪漁連経営のおすし屋さん。世界中のどこの海でとれたマグロか、その品種別にも注文ができて、楽しい。マグロやカツオの刺身や、すしだけでなく、内臓やいろいろな部位の料理もある。(1997.4.3) |
銀座
食の情報館 |
TOTO食の情報館 RECIPE
食のグラフィック資料を展示
〈廃館〉 |
中央区銀座7−8−7。中央通り沿い。 (電)03-3573-1009 開館時間午前11時〜午後7時。休館日水曜。 |
8階建てのビルに食の情報を詰め込んでいる。料理教室やキッチンスタジオ、食のメディアを集めたビデオライブラリーがある。3F〜4Fが食のライブラリーで、世界の料理のレシピ―に関する書籍があつめられていて、外国のレシピのグラフィック資料が特徴。 ●銀座を歩いていたら、このあたりにあったはずだからと探したら、食べ物屋のビルになってしまっていた。「情報」「資料」の一般公開を続けるにはボランティアの心がなければできないということか。あの食のために開放した空間はバブルの申し子だったのだろうか。残念。 |
新橋 おはぎ・和菓子 56-4 |
胡萩堂(こはぎどう)
陸蒸気とともに人気、昔ながらの「萩の餅」
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東京都港区新橋2−18−3。地下鉄銀座線新橋駅2番出口から、JR新橋駅方向に戻りすぐ道路沿い。 電話03-3571-2469。 営業時間平日午前11時〜午後8時半。土日祝日正午〜午後5時。定休は月に2回日曜(不定期) |
老舗和菓子屋で「小萩屋さん」で通っている。萩の餅は、生菓子のため店頭売りのみ。昔ながらのしんこ餅の「切り山椒」など伝統和菓子にもめぐりあえる。(1998.2.26) |
浜松町
コロッケ 57-5 |
福内(ふくうち)
小売まで回らない幸せを呼ぶコロッケ
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港区浜松町1ノ27ノ5。JR浜松町駅下車。大門交差点手前1本目を右折50メートル先左手。手薄のため電話での対応不可。店舗小売りは予約者限定生産のため、「伊勢丹」(新宿店・浦和店)か、「高島屋」日本橋店食品売り場で購入をして欲しいとのこと。店舗は日祝日休業。 |
とにかくおいしい。ホワットしたパン粉に包まれたコロッケを家で油で揚げると、さくっとした衣の中からひき肉とジャガイモが適度な油分とともにジワッと解け出てくる。福をよぶ店名をもじって、人よんで「幸福ころっけ」という。(1998.3.5) |
芝大門
そば
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伝統の「白いソバ」と月替わりの「変わりソバ」 |
港区芝大門1ノ15ノ8。都営浅草線大門駅下車。大門交差点から大門方向に20メートル右手大通り沿い。徒歩1分。テーブル65席、座敷35席。 |
ソバ・蕎麦 (1998.3.12)
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浜松町
天丼・屋形船 |
網長(あみちょう)
情緒ただよう屋形船
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港区芝1−2−2。JR浜松町駅下車5、6分。中央改札口から金杉橋方向出口を出て、線路に沿って200m先の川で右折、第1京浜・金杉橋を渡りすぐ左折、100m。カウンター8席、座敷10席。 電 03-3451-2061。 昼の11時半〜2時。土日、祝日定休。 |
東京湾で漁をする漁師さんが経営する天ぷら(昼のみ)と屋形船の店。浜松町の京浜国道・金杉橋から海方向の水路にはアナゴ漁船や屋形船が係船され、昔埋め立てられる前は、芝浜と呼ばれた漁村であったことを思い起こさせてくれる。金杉橋に立つてこの風景を眺めていると過去から吹いてくる風を感じることができる。(1997.3.20) |
北品川
天丼 |
カラっと江戸前天丼
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品川区北品川1-28-11。京浜急行・北品川駅下車。北品川本通り商店街を新馬場方向に3分。東京産業信用金庫を左に見て右折すぐ。計10席。 |
天丼に、冬なら自家製ノリ佃煮がうまい。ご主人は元のり養殖の漁師さん。北品川商店街は旧東海道の道筋にあり、旧街道散歩を楽しめるように随所に案内掲示が建てられている。 (1997.2.6) |
品川
味噌 |
今に残る仙台藩江戸屋敷の味噌づくり
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品川区東大井4ノ1ノ10。京浜急行青物横丁駅下車、駅前を旧東海道とは反対方向に、第1京浜の歩道橋を渡り仙台坂上。徒歩10分。 (電)03-3474-0505 店売りと地方発送。営業時間前8時―後7時(木曜5時まで)定休、土・日祝日。 |
江戸時代から生き残った糀菌が今も蔵の中にいるという不思議さと、醸造という食品加工の素晴らしさを目の当たりにした取材だった。仙台坂沿いの下屋敷の細長い敷地は、江戸時代の古地図のとおり残されている。(1998.3.27) |
大森海岸
てんぷら |
天仲(てんなか)
どんぶりからニュッ、香ばしいアナゴ天
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大田区大森本町1ノ8ノ15。京浜急行平和島駅から第1京浜沿いに大森海岸駅方向に500メートル戻り、平和島信号角。 テーブル26席、座敷60人。 |
昭和30年代のグルメ本に登場する大森海岸の沢田屋というカニ料理で有名な店があった。この店の消息を訪ねていたら、ほぼとなりで開業していた天ぷら屋さんにめぐりあった。それがこの店。昔から東京でも知る人ぞ知る天ぷら屋であったという。カニの店はすでになく、天ぷら屋は3代目となってもいい味を出し繁盛している。(1998.4.9) |
大森
海苔 |
最高級品の味わい『パリトロ感』のノリ
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大田区大森東1ノ6ノ3。 注文発送も可。営業時間平日前9時半―後7時半、(日祝日前10時―後6時)。元旦除き年中無休。 |
品川から大森の前浜の海が江戸前海苔の産地であったことを知る人はすくなってしまった。いまは、老舗の海苔問屋さんのみが、東海道の旧道沿いに何軒もが軒を連ねている。(1998.4.16) |
羽田
ハゼ天ぷら |
居酒屋 さわだや
ハゼやアナゴの絶品テンプラ (絶品、ハゼの卵巣塩辛)
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大田区羽田4―22―8。京浜急行空港線穴守稲荷駅下車。駅前から穴守ふれあい通り徒歩3分、バス通りを左に曲がって数軒目。カウンター8席・座敷15席。(電)03・3744・7956。 |
ハゼの卵巣塩辛(★)とはいかなるものか、まずは食べてごろうじろ。ハゼの季節はもとより、在庫がある限り食べられる。ハゼやアナゴの天ぷらも絶品。第一安くて雰囲気がいい。(1997.1.30) ★その後時々ハゼやギンポウのてんぷらを食いに出かけるが、数年前、大将が病気になり、健康は回復したものの店は女将さんが切り盛りしている。ということで、タイトルの「ハゼ卵巣塩辛」は製造中止。残念無念だが、ハゼのテンプラだけでも客を呼べる店であることは変わりない。(2003.12.12) |
羽田
タコ料理と釜飯
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ろばた焼き 千世
大将が釣ってさばく新鮮魚貝
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大田区羽田3ノ2ノ4。京浜急行空港線・穴守稲荷駅下車。穴守ふれあい通りを徒歩5分、バス通りを右に。カウンターとテーブル24席、座敷24席。(電)03・3744・1590。 |
店の大将が大の釣りキチ。自分で釣ってきた東京湾から相模湾のマダコ料理についてはちょっとうるさい。他の季節の刺し身もうまい。もう一つこの店の自慢の1品は釜飯。その昔釜飯屋をやっていたとかで帰り際に食べられるように早めに注文しておくと良い。(1997.2.13) |
羽田
あさり
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八百吉商店
羽田沖の日本一のアサリ売ります |
大田区羽田2−3−2 京浜急行大鳥居駅下車、産業道路を大師橋方向に歩き、バス道路を羽田空港方向に左折、10分。区役所羽田特別出張所前。 電話 03・3741・1027 前10時―後8時。水曜定休。アサリの販売時期、時間は要確認。 |
羽田で今もアサリ採りをしている漁師さんが、八百屋さんの店先で採れたてのアサリを売る。生産が季節性・不定期であるので販売期間時間は限られるので、左記のように確認されたい。
(1997.5.22) |
羽田
水 ・ たこ焼き |
湯泉屋(とうせんや)
水売り屋さん、平成を潤す心意気
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大田区羽田3−1−4 |
防災ボランティアに情熱を燃やす店主が先々で知った名水を売る店の中には防災グッズをコーナーも。羽田の下町人情一家が家族でたこ焼きコーナーもはじめた。(1997.8.21)
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六郷
焼肉
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七輪の炭火に集う馴染みの野遊び族
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大田区東六郷2ノ15ノ7。 |
山登りや山スキーが大好きなご主人。焼肉屋というより洋風居酒屋。山小屋風の店を自分で建ててしまった。アウトドア派の若者が集まる店で、七輪に炭火をかこんで食事する雰囲気が楽しい。夏場には屋外席もでき、クラシックやジャズのコンサートも催される。(1998.4.30) |
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